未来が過去に影響を及ぼす?そんな記事をみました。先も分からない未来が、今に影響している。それどころか、今が、過去に影響しているというのですからもうわけがわかりません。オカルトか、SFのお話かと思ったのですがそうでもなく、科学的なお話しです。自分でもよくわからない行動をしたり、選択したり、未来の自分に導かれているのかもだなんて・・。そもそもすべての物は細かく細かく分解していくと最後には量子という小さな物質?になるのですが、その量子がなぞだらけ。“量子もつれ”という状態にある2つの量子は、たとえ物理的にどんなに遠く引き離したとしても同じの振る舞いを見せる事が実験でわかっているそうで、これが物理的な場所だけではなく、時間も越えて同じ振る舞いをするのではないか、ということらしいのです。これが逆因果というのですが、まだ確認されていることではありません。未来のために、今をがんばる。未来はまだ決まっていないから、変えることができる。でも過去は変えることができない。これは分かりやすいし、当たり前のことなのですが、逆因果が本当であった場合、どう考えればいいのか、ちょっと考えてみました。例えば、過去に起きた嫌な事や、間違った事が、未来に原因であったとするならば、今の物事の考えや、行いが過去の悪い事につながっているということで、過去を良くしたいのであれば、今を良くすればいいけど、過去は変わらないのであまり意味はない。では、今を良くしたいのであれば、未来の自分を変えてもらうしかないわけなので、未来の自分を変えるにはどうすればよいかを考える必要があり、未来の自分を変えるには、今の自分を変えることを考える必要がでてきて、今をがんばることが大切・・。という事なんでしょうか。ん??今を良くするためには、未来をよくする必要があって、今がんばらなくてはいけない・・・。結局、逆因果があろうが、なかろうが、今がんばることが大切で、やることはなにも変わらないんですね。きっと。