人間ドック

会社勤めをしていると年に一度は受けなければならない健康診断。労働安全衛生法に基づいて、労働者に対して、医師による健康診断を実施する義務があります。また、労働者は、事業者が行う健康診断を受けなければなりません。私の会社ではある程度の年齢になると、人間ドックを受けます。なぜかしら、この日が近づくと、無駄に食事を気をつけたり。検査の時期だけ良くても意味が無いんですけどね。そして、毎年恒例のように結果が悪いのは、中性脂肪にコレステロール。そんなに太っていはいないのですが、入社してからずっとひっかかってます。そのたびに、半年後に再検査してくださいと案内が届くのですが、まあいっかと、結局再検査せずに1年たってしまう。中性脂肪だのコレステロールだのは自覚症状がないのがまた問題で、熱がでるわけでもなく、痛くもない。で、まいっか・・。の繰り返し。今年は仕事が忙しくないこともあり、心と体の健康を意識して、数ヶ月前から週1回ジムに行ってみました。これで人間ドック対策は完璧です。人間ドックは通常の健康診断より、検査項目が多くなります。私の行っている診察所は、食道エックス線・胃部エックス線が追加の検査になってます。いわゆるバリウム検査です。これがもっとも苦手な検査で、こんなに科学が進歩したのに、なぜこんなに古典的な検査なんだろうか、レントゲンのように写真をパシャットとれないんだろうかなどど思ってしまいます。知らない人に簡単に説明するならば、まずはじめに、炭酸の粉を口に含んで、バリウムと一緒にのむ。これは、胃を膨らませるためですが、ゲップをすると、もれなくもういっぱい粉がもらえて再チャレンジさせられます。ゲップをこらえたところで、さらに飲みたくも無いバリウムを一気飲み。今度は、大きな台に寝そべって、上向いたり、横向いたり、いわれるがままに体を動かし、胃の中のバリウムをぐるぐる回して、いろんな角度から胃の状態を撮影です。この検査を乗り切っても、さらに苦痛は続きます。バリウムはそのままにしておくと胃の中で固まってしまうので、出すために下剤をもらって飲みます。ちなみに私は便秘がちなので、3日くらい出すのみ苦労した思いがあり、そのときは、このままでなかったらどうなるんだろうかと、ちょっとした恐怖でした。バリウムの副作用として、不快感や嘔吐といった症状のほか、腸閉塞、腹膜炎を発症することもあると記載されていました。また、webでしらべると、アナフィラキシーショックにより、血圧低下に伴い失神、意識消失、呼吸困難といった重篤な症状も報告されているとか、検査している間、ずっと放射線を浴びているため、被爆量が極めて多いから発がんリスクがあるとか書いてあるサイトもあり、なんだか、健康か調べるために健康を害しているのでは・・・と思ったりします。
さて、検査後、1週間で結果が郵送されてきました。そして、その結果は・・・。昨年より、中性脂肪にコレステロール、ばっちり増加してました・・。運動しているから大丈夫だと思って、チョコだのお菓子だの食べ過ぎてしまったのが原因でした・・。体重もアップしていたけど、運動しているから筋肉がついたんだと都合よく思っていたけど、ただの脂肪だったのね・・・。とほほ・・。