普通を感謝する考え方

今日は一日感謝してみることにしてみます。といっても、特別な日でもなんでもありません。普段通り、普通の一日です。ただ、ひとつひとつありがたいとおもってみます。ただありがたいと思うのも難しいので、「もし普通のことが普通にできなかったら」を具体的にイメージして「普通」がありがたいと考えてみるんです。
・朝、いつものようにアラームがなり起きる。私の父は、ある朝起きることができなかった。脳梗塞だった。私は今日普通に起きることができた。起きれたことをありがたく思う。
・朝食にパンを食べる。新聞を読むと、今日も海外の難民のニュースが載っている。小さい子達がご飯もろくに食べれない。パンを食べれたことをありがたく思う。
・駅まで歩く。天気がよい。夏に海外で豪雨により多数の被害者がでたことを思い出す。天気がよい中、駅まで歩けたことをありがたく思う。
・電車で会社に向かう。スマホでニュースを読む。スマホを持っていなかったときは、電車はやることがなかった。通勤電車が有意義になったことをありがたく思う。
・以前に、通勤電車が脱線してマンションに突っ込んだ事故があった。今日電車が事故無く駅に着いたことをありがたく思う。
・会社の後輩がうつ病で仕事ができなくなった。普通に仕事ができることをありがたく思う。
・お昼ごはんを食べる。忙しいときは、昼ごはんなど食べる時間もない。ゆっくりお昼をとれることをありがたいと思う。
・今日は残業無く帰宅する。忙しいときは徹夜もあるが、早くかえれることをありがたいと思う。
・家に帰り、風呂に入る。学生のころは銭湯通いだった時期があった。家でゆっくり風呂にはいれることをありがたいと思う。
まるで毎日が同じように過ぎてきます。普通に生活できるのがついつい当たり前のように思ってしまうけど、ニュースを見ると、事故や事件いろいろ起きていて、誰もがまさか自分に起きないだろうと思っているに違いないけど、間違いなく必ずだれかに起きています。普通の毎日、たまに振り返ってありがたく思ってみるのも悪くは無いです。感謝することで、悲しみや怒りや不安な気持ちを少なくすることができます。
今日一日無事で過ごせた。昔の親友が今もういなくなってしまったことを思い出す。今、ただ生きていることをありがたく思う。