努力しても視力は回復しない!?

と思っていました。世の中に視力が良くなる本や、グッズにテレビ。色々なメディアで視力の回復が取り上げられています。「うそ」ではないのでしょうが、実際に回復するのは、特別な人、もしくは、たまたまよくなった人くらいなのでしょ。などと思っていました。さて、私が視力がわくるなってきたのは、もう昔の事。小学生5年生ころからでしょうか。それまでは、視力検査は毎年きまったように1.5。それ以上でもなく、以下でもなく、きまって1.5でしたから、それが少しずつわるくなってきたわけで。視力が1.0より悪くなると、「目の体操カード」が配られました。毎日目の運動をして、おこなったら判子をおしてもらいます。りょうての人差し指を立てて、目の前から左右、上下にうごかして目で追っかける。これで目を鍛えるというやり方です。もちろん、判子をもらうために、欠かさず行いましたが、それでも悪くなるばかりです。中学になっても視力は段々悪くなり、これではいけないと、通信販売で視力回復装置なるものを買いました。双眼鏡の形をしていて、覗くと双眼鏡とは逆に近くのものが遠くに見えます。スイッチを入れると、シャッターが閉じて真っ暗になり、赤いランプが上下左右に光ります。それを目で追っかけて、またしばらくするとシャッターが開き、今度は遠くを見るのです。小学校のときにやった「目の体操カード」の機械版といったところでしょうか。「これを毎日やるだけで、驚きの効果!」と雑誌には書いてあったのですが・・・。結局は良くならず、ピンホールメガネも試しましたが、最後に試そうと思ったのは視力回復センター。ここでは、目に超音波をあてて、その後に、顔全体を覆うマスクをかぶって空気圧で圧縮したりして顔全体のマッサージをします。体験で一度だけいったのですが、その直後、一時的でしたが確かに良く見える気がしました。しかし、会費が高いうえに、通わなければなりません。残念ながら諦めました。メガネは必需品です。それでも不思議な事に高校から社会人になっても視力は安定してメガネをかけて0.7。車はぎりぎり運転できるくらいです。まあ、不便はありません。ところが、半年くらい前のある日、何か見えにくいと感じました。いや、ただの疲れ目だろう。少したてばまた直るに違いない。そう思ってはじめは気にしていませんでしたが、それから1ヶ月もしないうちに、どんどん見えにくくなってきました。これは、目の病気に違いない。そう思い、眼科へ。「ドライアイですね。老眼もきてるね。」・・・老眼・・・地味にショックだ。まだそんな年でもないと思っていたのに・・。ドライアイの目薬をもらっても良くなるどころか、やはり悪くなる一方。やっぱり目の病気ではないかと、別の眼科へ。そのときはメガネでも視力は0.4。メガネを新しくしなくてはいけない。いや、新しくしたところで、この調子で悪くなったら・・・。思い当たる節はある。スマホでよく映画を見ていた時期があったから、それがきっかけになったに違いない。でもそれはもうやっていないし・・。いろいろ考えましたが、また視力回復やってみようと思いました。いつでも簡単にできるようにスマホのアプリを使って。これにはかなり抵抗がありました。そもそも、スマホで目が悪くなったのですから、スマホなんかつかったら更に悪くなる気がしたからです。でも、一番身近で簡単に使えるのがスマホです。どうせ悪くなるばかりの視力、悪くなってもいいからとりあえずやってみよう。それから3ヶ月、時々、良く見えるようになったような、と思う事が多くなってきました。だんだんその頻度が多くなり、その後の健康診断で0.8。まさか、以前よりよくなっていたとは驚きです。スマホでよい視力回復ソフトが見つけれた事、3ヶ月続けれた事がよかったようです。次の問題は、これで満足せずに、続ける事ができるか・・。ですね。