自分のタイプを知る

自分はどんなタイプだろうか。タイプといっても見た目の話ではなく、性格的なお話です。他人のことは案外わかりやすいけれども、自分のこととなると、わかっているようでわからないものです。いや、性格にいうと、自分が思っている自分、と、他人が思っている自分がどう違っているかが、わからないものなのです。それは仕方がないことかもしれません。自分で自分の姿やしゃべり方など客観的にみれないし、人に自分のことを聞いたとしても、本音ではなかなか教えてくれないだろうし、また、人により見方も違ってくるでしょうから。もし、自分とまったく同じ人がいたら、もしくは、一日中自分を録画して、後でゆっくりみることができたら、こんな時、こんな顔して、こんなしゃべり方してるんだ、とか、こんなくせがあるんだ、とか、もっと、自分のよいところ、悪いところを客観的に分析できるかもしれません。自分を知ることは、自分の悪いところがどこか、それをどのように直せばよいのかを考えるのに必要なことだと思うのです。他人が自分をどう見ているか、客観性があって自分を知るためのひとつの要素ではあるのですが、どう見られているか気にしすぎるのはストレスになります。ここでは、シンプルに自分が考える今の自分、どうなりたいかの自分を考えます。たとえば、落ち込んでいるときに、石につまづいて転びそうになったとします。いろんな感情があります。
(1)あー、ころばなくて運がよかったぁー。
(2)今度からは気をつけて歩こう。
(3)後の人もつまづくかもしれないからどけておこう。
(4)恥ずかしい、誰かに見られたかなぁ。
(5)なんてついていないんだ。
(6)誰がこんなところに石置いたのは、蹴ってやる。
(7)後の人もつまづくようにもっとでっかい石おいてやる。
私の場合は、(4)(5)くらい。人の目を気にしすぎるところがあったり、いやなことが起こるとやっぱりマイナス思考になったりします。(6)(7)なんてのも、ストレス発散という意味ではよい手段なのかもしれませんが、ストレス自体を発生させない考え方ができればいいですよね。せめて物事を(1)くらいの考え方ができるようになれればと思います。
ということで、私が日々意識することは、「人の目を気にしすぎない」「マイナス思考をしない」こと。っといっても、そう簡単ではないですね。でも、もし、石につまづいて、転んだろころで頭をぶつけて、意識が無くなって救急車にでも運ばれたら・・・。などと大げさに考えると、転ばなくて運がよかったぁ・・。なんて多少思えるでしょ。