最近「引き寄せの法則」というのをネットで目にします。何のことだろうとちょっと調べてみると、心に思えば、その通りになる。というような内容でした。しかし、そんなことは有り得ない。もし本当なら、今頃は大金持ちになってるはずですから。でも、話題になっているということは、大嘘でもなさそうです。もう少し調べてみました。
・「思考」や「感情」にはつねに「引き寄せの法則」が働いて似たものが引き寄せられる。
・欲しい結果は、向こうからやってくるのではなく、意識的・意図的に引きつける事ができる。
・思考や感情は波動となってあらゆるものに共鳴し近づいてくる。
ならば、強くお金持ちになりたいと思えば、お金持ちに・・なりません。説明によりば、お金持ちになりたい=現状に満足していない→満足していない状態を引き寄せてしまう・・ということだそうです。つまり、あれもほしい、これもほしいとおもっていると、ずっと満足できない状態になってしまう。ということ。これは難しい。なぜなら、行動するには目標が必要で、目標はそもそも願望でもあるし、現状より良くなりたいという思いがセットになっていると思うからです。じゃあ、引き寄せの法則っていったいなんだろう。も少し調べてみました。
・願望 + 行動 =引き寄せの法則で実現できる。
・感謝、思いやりの気持ちを持つと、それがそのまま共鳴して自分に還ってくる。
話が分かりやすくなってきました。要するに、良い心持ちで、目標をもって努力するといことで思った通りになる。ということです。「目標があるなら努力せよ、ならば叶う。」当たり前の言葉になってしまいました。しかし、引き寄せの法則は、原理が違うようです。さて、話は変わって、量子の世界。この世の中の物質は、すべて量子という小さな物質から構成されてますが、量子力学において粒子は様々な状態が「重なりあった状態」で存在しうることが分かっています。『重なり合った状態』というのは、複数の状態を同時に持っていることを指す特殊な表現です。この「重なりあった状態」は観測機器によって粒子を観測することで、いずれかの状態に収束するとあります。よく分からない話ですが、こんな解釈をしてみました。この世の中の全ては素粒子でできていて、全て重なり合った状態、つまり、未来にはありとあらゆることが起きている状態で、観測=思考によって、そのいずれか状態が確定する。ということです。
理屈はどうであれ、やっぱり引き寄せの法則って、未来は決まっていないから、努力すればいい感じになってくよ。ってことなのかな・・。