無駄な通勤時間を有意義にする考え方

毎日繰り返す通勤。私の場合は1日往復2時間、1週間で10時間、1ヶ月で40時間、1年で・・・。もっと通勤に時間をかけている人はたくさんいます。なんて無駄な時間だろうか。と、以前は思ってました。でも、考え方を変えると、通勤時間は「有意義な時間」だと思えるようになってきました。別に通勤手段を変えたわけではなく、考え方を変えただけですが・・。さて、まず朝、玄関を出てから、駅まであるきます。ここで20分あるかなければなりません。以前は、早く歩くと疲れるし、なんとなくテンションも高くないから、だらだらと歩いていました。駅について、電車に乗り、乗り換え2回。電車は座れないので当然立ってきますが、朝のだるさもあって、大抵目をつぶって半分は寝た状態です。そして、会社の近くの駅について、さらに5分ほど歩きます。これでようやく会社に到着。冬は寒いし、夏は会社に着くと汗がびっしょりでしばらく汗がひくまでうちわであおいでたりします。
夏のある朝、会社の近くの駅から会社へ歩いているとき、後輩とあったのですが、ポロシャツに運動靴とリュックという出社するには身軽すぎる格好でした。話しを聞けば、会社の近くまで40分かけて自転車で来て、会社で着替えているというからちょっとおどろきです。朝もきつそうですが、仕事終わってからさらに40分自転車とは、さすがにまねはできませんが、見習うべきことです。ちょうどそんなとき、会社から万歩計が社員に配布されました。この万歩計、ちょっとおもしろくて、USB接続できるようになっていて、Webのサイトに登録して、データをアップロードすると歩いた歩数がグラフになったり、計測した歩数から、実際に歩いた距離を日本地図を使ってわかりやすいイメージで表示したりします。「万歩計 ゲーム」で検索すると、面白い万歩計もでています。
さて、自転車通勤はさすがに遠すぎるので、まずは万歩計をつけ、家から駅までしっかり歩くことにしました。いつもだらだらでしたらか、5分短縮です。しっかり歩くと意外にいい運動になり、目も覚めます。電車で寝ることはなくなり、スマホでニュースを見ます。お気に入りは「SmartNews」というニュースアプリ。通勤で地下鉄も使うのですが、圏外でも事前に自動で取り込みした分の記事が閲覧できますし、政治、経済、芸能などバランスよく見れます。会社つくと、しっかり歩いた分汗もしっかり。着替えまで準備はさすがに手間なので、ボディーシートを買い置きしてあり、体を拭いてから仕事に取り掛かります。
無駄だったと思っていた通勤時間、なんだか「有意義」な時間になってきました。